専門家や資料が伝える包装の工夫
図書館などの資料をたどってみると、ポテトチップスの袋についてわかりやすく解説している子ども向けの本もあります。そこには、包装のときにある気体を入れることで、おいしさが変わらないようにしている、と説明されています。
さらに、その気体で袋をふくらませることで、ポテトチップスが割れにくくなる、という説明も添えられています。これまで見てきた「酸化を防ぐ」「クッションになる」という2つの役割と、ぴったり一致する内容です。
お菓子メーカーのお客様相談室でも、袋の中の気体はふつうの空気から入れかえられていて、酸化を防ぎ、中身をこわれにくくしている、という趣旨の説明がされています。
公的な資料でも、メーカーの説明でも、同じ結論にたどり着いています。実は、この事実を自由研究というかたちで確かめた人もいるようです。
自由研究で袋の中身を調べた人がいた
ポテトチップスの袋の中身は、実際にどれくらい酸素が少ないのでしょうか。インターネット上には、酸素を測定できる器具を使って、袋の中の気体を調べてみたという体験談も見られます。
そうした体験談によると、袋の中の酸素の割合は、ふつうの空気に比べてかなり低い数値になっていた、と伝えられています。目には見えない部分で、しっかり工夫がされていることがうかがえるエピソードです。
もちろん、これは個人による測定であり、すべての商品に同じ数値があてはまるとは限りません。それでも、袋の中で何かが起きていることを実感できる、面白い試みだといえるでしょう。
さあ、ヒントはすべてそろいました。次のページで、この気体の正体をはっきりとお伝えします。
