ポテトチップスの袋はなぜパンパン?実は意味のある特殊な”空気”だった…

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開ける前の袋が「硬い」のはなぜ?

未開封の袋を軽く押すと、思ったより張りがあります。これは中に気体が入り、袋の膜が外へ押されているためです。袋の形が保たれることで、チップスの周囲には一定の空間が生まれます。

この張りは、見た目だけではなく、クッション性を生むための条件にもつながります。

窒素が入っている袋でも、保存環境が極端に悪ければ品質変化は起こり得ます。食品包装の研究では、温度が酸化の進み方に関係することが調べられています。包装と保管はセットで考える必要があります。

もちろん、手で押したときの感触は袋の材質や気体の量などでも変わります。商品によって張り方が違うのは珍しいことではありません。同じポテトチップスでも、袋を持った印象に少し違いがあるのは、そのためです。

高い場所では、袋がさらに膨らんで見えることがある

山の上や飛行機の中など、外の気圧が低い場所では、密封された袋が地上より膨らんで見えることがあります。袋の中の気体が外へ出られないまま、外側から押す力が小さくなるためです。

これはポテトチップス専用の現象ではなく、密封された食品袋などでも起こり得ます。「袋に新しく気体が増えた」のではなく、周囲との圧力差が変わっただけという点がポイントです。

海外でも、ポテトチップスのようなスナックに窒素を使う包装は広く知られています。研究論文でも、窒素を含む包装条件を使った保存試験が行われています。国が変わっても基本の目的は似ています。

旅行先で袋がいつもより張っていたら、包装の性質を実感できる小さな観察材料になります。

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この記事を書いた人

「知ってよかった。誰かに話したくなる。」を合言葉に、暮らし・歴史・言葉・お金・身体・食べ物など、身近だけど意外と知らない雑学を日々調査してお届けしているBest For Youの編集チームです。難しいテーマもわかりやすく、読み終わった後につい誰かに話したくなるような記事づくりを心がけています。