ポテトチップスの袋はなぜパンパン?実は意味のある特殊な”空気”だった…

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もしすべての袋がぴったりサイズだったら

ここでもう一つ想像してみましょう。もし、すべてのポテトチップスの袋が、中身にぴったり合わせた小さなサイズだったらどうでしょうか。

まず、これまで見てきたクッションの役割がなくなるため、輸送中に割れやすくなってしまう可能性が高いです。品質という点では、あまり良い変化とはいえなさそうです。

さらに、店頭で商品を選ぶときの印象も変わってきます。小さくぺたんとした袋は、同じ重さの中身が入っていても、なんとなく物足りなく見えてしまうかもしれません。

実は、この「見た目の印象」も、パッケージを設計するうえで無視できない要素だといわれています。次のページでは、その心理的な効果について掘り下げます。

パッケージの大きさが「お得感」を左右する

マーケティングの分野では、パッケージの見た目の大きさが、商品の「お得感」に影響すると広くいわれています。同じ重さでも、ふっくらとした袋のほうが多く感じられるという声もあります。

ただし、これはあくまで結果として生まれる効果であり、メーカーが最初からそれだけを狙って袋をふくらませているわけではない、という点は押さえておきたいところです。

酸化を防ぎ、割れを防ぐという実用的な目的があったうえで、結果的に見た目の印象にもつながっている、という順番で理解するのが自然だと考えられます。

さて、ここまで「なぜガスを入れるのか」を見てきましたが、まだ肝心なことに触れていません。空気を抜くだけでは、なぜ不十分なのでしょうか。次のページで、いよいよ核心に近づきます。

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この記事を書いた人

「知ってよかった。誰かに話したくなる。」を合言葉に、暮らし・歴史・言葉・お金・身体・食べ物など、身近だけど意外と知らない雑学を日々調査してお届けしているBest For Youの編集チームです。難しいテーマもわかりやすく、読み終わった後につい誰かに話したくなるような記事づくりを心がけています。