ポテトチップスの袋はなぜパンパン?実は意味のある特殊な”空気”だった…

当サイトは、広告収益により運営されています。

海外では違う気体を使うこともある

反応しにくい気体には、いくつかの種類があります。食品の分野では、商品によって使い分けられているケースもあるといわれています。

たとえば、海外のあるポテトチップスやピタチップスの調査では、袋の中身がおよそ半分ずつ2種類の気体で構成されていた、という報告もあります。商品や地域によって配合が異なることがうかがえます。

コーヒー豆の袋では、豆自体が保存中に少しずつガスを出す性質があるため、別の気体を使った包装が選ばれることもあるようです。食品の性質によって、最適な気体は変わってくると考えられます。

いろいろな気体が登場しましたが、ここでよくある勘違いをひとつ紹介しておきます。実は、意外な気体と混同されがちなのです。

「風船のガスと同じ」という勘違い

「袋がふわっと浮くくらい軽い気体なら、風船に使うヘリウムと同じでは」と思う方もいるかもしれません。しかし、これは勘違いです。

ポテトチップスの袋がふくらむのは、気体が軽いからではありません。あくまで、酸素を押し出して反応しにくい気体で満たした結果、圧力によってふくらんでいるのです。

実際、ヘリウムは食品の保存には使われません。反応しにくいという点では似ていても、コストや安全性の面から、食品業界で選ばれているのは、もっと身近な気体だとされています。

「もっと身近な気体」と聞いて、ピンとくる方もいるでしょうか。実はこの気体、私たちが毎日吸っている空気の中に、一番多く含まれているものなのです。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
友人にシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「知ってよかった。誰かに話したくなる。」を合言葉に、暮らし・歴史・言葉・お金・身体・食べ物など、身近だけど意外と知らない雑学を日々調査してお届けしているBest For Youの編集チームです。難しいテーマもわかりやすく、読み終わった後につい誰かに話したくなるような記事づくりを心がけています。