内容量は「重さ」で決まっている
日本では、お菓子の中身の量は「グラム」などの重さで表示することが、計量法という法律で決められています。袋のサイズや見た目の膨らみ具合とは、別の基準です。
つまり、袋がどれだけ大きく見えても、パッケージに書かれた「内容量◯g」という数字が、法律のもとで保証された量ということになります。
この考え方があるからこそ、メーカーは袋のサイズやふくらみ具合を、量の表示とは別に、中身を守るための工夫として自由に設計できるわけです。
とはいえ、表示された重さにも、まったく誤差が許されないわけではありません。次のページでは、その仕組みについて紹介します。
少しの誤差は認められている
計量法には「量目公差」という考え方があります。これは、表示された重さと実際の中身の重さに、多少のずれが出ても許される範囲のことです。
製造の工程では、機械で袋詰めをしていても、1つ1つの重さを寸分たがわず同じにするのは難しいものです。そのため、一定の誤差の範囲であれば認められる仕組みになっているとされています。
この誤差の範囲を大きく超えて内容量が不足していると、行政からの指導の対象になることもあるといわれています。つまり「重さ」の面では、きちんとルールで守られているのです。
ルールで守られているとはいえ、それでも「損した気分」になってしまうのが、人の心理でもあります。次のページでは、その心理的な側面に注目してみます。
