日本と海外でのくしゃみのマナーの違い
日本では、人前で大きな音を立ててくしゃみをすることに、なんとなく気まずさを感じる人が多いのではないでしょうか。一方で、海外では日本ほど気にしない文化も多く見られます。
その代わり、海外では鼻をすすることのほうがマナー違反とされる地域もあります。鼻水が出たときはその場でかむのが自然とされ、逆にすすり続ける行為が不快に思われることもあるようです。文化によって「よいマナー」の基準がまったく違うのは面白いところです。
くしゃみに対する感覚は、育った環境によって大きく変わるものなのですね。とはいえ、どの文化であっても、飛沫を人に向けない、口元をおおうといった基本的な配慮は共通して大切にされています。
マナーを気にするあまり、無理に我慢してしまうのは考えものです。次のページで、その落とし穴について改めて確認しておきましょう。
「我慢するのが礼儀正しい」という考え方の落とし穴
「人前でくしゃみを我慢するのは礼儀正しいことだ」と考えている方は、意外と多いかもしれません。ですが、ここまで紹介してきたとおり、鼻と口を完全にふさいでの我慢には、体への負担というリスクがあります。
本当のマナーとは、くしゃみそのものを消すことではなく、飛沫が人に飛ばないよう配慮することだといえそうです。ハンカチや袖で口元をおおいながら出すくしゃみは、体にも周囲にもやさしい方法です。
「我慢=配慮」という思い込みを少し見直すだけで、無理に体を痛める心配を減らすことができます。
さて、ここまでくしゃみのさまざまな一面を見てきました。次のページでは、まぶしい光を見るとくしゃみが出てしまうという、ちょっと変わった体質について紹介します。
