「世界地図の大きさ」は本物ではない…440年間続いた錯覚

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よくある勘違い「北の国は本当に大きい」を訂正

「ロシアやカナダは、地図を見る限り世界で飛び抜けて広大な国だ」と考えている人は多いと思います。実際、面積の順位で見てもロシアは世界一広い国であることは事実です。

しかし、地図で感じる「大きさの差」そのものは、かなり誇張されている可能性があります。多くの人が知らないのですが、地図上でのロシアとアフリカの面積差は、実際の面積差よりもかなり強調されて見えているのです。

実際の面積で比べると、アフリカ大陸(約3,037万平方キロメートル)は、ロシア(約1,710万平方キロメートル)よりも広いとされています。ところが一般的な世界地図では、北に位置するロシアの方が圧倒的に大きく見えてしまいます。

「北にある国=とにかく大きい」というイメージは、地図の描き方が生み出した錯覚である場合が少なくありません。

実際の面積ランキングと、地図の印象を比べてみる

面積の広さで世界の国や地域を並べたとき、地図の見た目の印象と実際の順位が食い違う例は、グリーンランドやロシアだけではありません。

南米大陸とヨーロッパも、その代表的な例です。一般的な世界地図では、この2つはだいたい同じくらいの大きさに描かれることが多くあります。

しかし実際には、南アメリカ大陸の面積はヨーロッパの2倍ほどあるとされています。地図の見た目だけで判断すると、南米の広さをかなり過小評価してしまうことになります。

こうした地図の性質は、実は特定の大陸だけに起きる特別な現象ではなく、赤道からの距離に応じて規則正しく起きているものです。次のページでは、実際にどのくらいの緯度で、どのくらい大きさが変わるのかを数字で見ていきます。

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この記事を書いた人

「知ってよかった。誰かに話したくなる。」を合言葉に、暮らし・歴史・言葉・お金・身体・食べ物など、身近だけど意外と知らない雑学を日々調査してお届けしているBest For Youの編集チームです。難しいテーマもわかりやすく、読み終わった後につい誰かに話したくなるような記事づくりを心がけています。