「世界地図の大きさ」は本物ではない…440年間続いた錯覚

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実は「地図の大きさ」をそのまま信じてはいけない

教室や職員室に貼ってある、あの見慣れた世界地図。誰もが一度は目にしたことがあると思います。

実は、あの地図に描かれている国や大陸の「大きさ」は、そのまま実際の広さとして受け取ってはいけない場合があります。

これは決して珍しい話ではなく、地図を作る仕組みそのものに関わることです。多くの人が学校で習った地図が、実は現実の面積を正確には映していない、というのは意外に知られていません。

ただし、これは「地図が間違っている」という単純な話ではありません。ある目的のために、あえて大きさを犠牲にして作られた地図なのです。その理由については、このあと順を追って説明していきます。

世界地図には、実はいくつも種類がある

「世界地図」と聞くと、多くの人は決まった1種類の形を思い浮かべると思います。しかし、地図の世界には「図法」と呼ばれる、丸い地球を平らな紙に描くための方法がいくつも存在します。

角度を正しく保つことを優先した図法、面積を正しく保つことを優先した図法、距離を正しく保つことを優先した図法など、それぞれ得意なことが違います。

私たちが普段目にしている地図の多くは、実はそのうちの1つのタイプに偏っています。そしてこのタイプこそが、今回のテーマである「大きさの錯覚」を生み出している張本人です。

次のページでは、なぜ地図によって国の大きさが変わって見えるのか、その理由をもう少し具体的に見ていきます。

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この記事を書いた人

「知ってよかった。誰かに話したくなる。」を合言葉に、暮らし・歴史・言葉・お金・身体・食べ物など、身近だけど意外と知らない雑学を日々調査してお届けしているBest For Youの編集チームです。難しいテーマもわかりやすく、読み終わった後につい誰かに話したくなるような記事づくりを心がけています。