献上の日付に込められた意味
あんぱんが天皇に献上されたのは、明治8年(1875年)4月4日のことです。あんぱんが店頭に並ぶようになった明治7年から、わずか1年後のスピード展開でした。
新しい食べ物が生まれてから、これほど短い期間で天皇のもとに届くというのは、当時としてもかなり異例のことだったと考えられます。それだけ、あんぱんの評判が急速に広がっていたことのあらわれともいえるでしょう。
この4月4日という日付は、実は現代でもある形で受け継がれています。
いったい、どんな形で今に伝わっているのでしょうか。
「あんぱんの日」はいつどうやって生まれた?
天皇へあんぱんが献上された4月4日は、現在「あんぱんの日」として記念日に登録されています。
この記念日は、2001年に日本記念日協会という団体によって正式に認定されました。献上から100年以上たったのちに、あらためて記念日として位置づけられたことになります。
今でも4月4日が近づくと、あんぱんにまつわる話題がニュースやお店の企画で取り上げられることがあります。ひとつの出来事が、時代を超えて語り継がれている良い例だといえるでしょう。
ここで少し視野を広げて、海外の似たような成功例にも目を向けてみましょう。
