「ながら食べ」が量を狂わせる
運動の後に限らず、食べる量が狂いやすい場面として「ながら食べ」が挙げられます。
スマートフォンを見ながら、テレビを見ながらお菓子を食べていると、食べた量を実感しにくくなることが指摘されています。
運動後の「ご褒美」も、達成感や解放感で気持ちが緩んでいるぶん、同じように量の感覚が狂いやすい状態だと考えられます。
何をどれだけ食べたか、意識しながら口にするだけでも、感覚のズレを減らす助けになりそうです。
もし消費カロリーが正確に分かったら、食べる量は減るのか
では、もし運動で消費したカロリーが100%正確に分かったとしたら、人は食べ過ぎなくなるのでしょうか。
実はここに、少し意外な研究結果があります。運動で消費したカロリーの情報を伝えられたグループの方が、伝えられなかったグループより、その後の食事量が増える傾向を示した、という海外の研究が報告されているのです。
正確な数字を知ることが、必ずしも食べ過ぎを防ぐ方向には働かない場合がある、ということになります。
この結果は、次のページで紹介する研究とも深く関係しています。
