「歩いたからケーキOK」その油断が一番太る思考回路だった
ここまでの内容を踏まえると、答えが見えてきます。
「運動したから、これくらい食べても大丈夫」という考え方こそが、実は一番体重を増やしやすい思考回路だと言えそうです。
体の仕組みとしては、運動をすると食欲はむしろ抑えられる方向に働きます。それにもかかわらず、「頑張った」という気持ちが、体の状態以上に食べる量を増やしてしまうのです。
消費したカロリーより、気持ちの上で「稼いだ」と感じるカロリーの方が大きくなってしまう。ここに、このすれ違いの正体があります。
数字で見る、油断がもたらす「大赤字」の中身
具体的な数字でこの「油断」の大きさを確認します。
30分歩いて消費するカロリーがおよそ110kcal、ご褒美のケーキ1切れがおよそ330kcalだとすると、その日の収支はプラス220kcal、つまり赤字です。
「歩いたから帳消し」のつもりが、実際には歩く前より体には多くのエネルギーが残ってしまう計算になります。
これを毎回のご褒美として繰り返してしまうと、運動を頑張っているつもりが、着実に体重が増えていく結果につながりかねません。
