実は市販薬でも税金が戻る?境界線は『1万2千円』

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境目は「年間1万2000円」、この数字の正体

ここではっきりさせましょう。セルフメディケーション税制で控除の対象になるかどうかの境目は、対象となる市販薬の年間購入額が「1万2000円」を超えるかどうかです。

1年間(1月から12月)に、自分や生計をともにする家族が購入した対象の市販薬の合計金額が、1万2000円を超えた場合、その超えた部分の金額が所得控除の対象になります。

ただし、控除できる金額には上限があり、上限は8万8000円までとされています。つまり、購入額がどれだけ多くても、控除される金額は最大でも8万8000円までということです。

なぜ「1万2000円」という半端な数字なのか

「なぜキリのいい1万円や1万5000円ではなく、1万2000円なのか」と疑問に思う方もいるでしょう。この具体的な設定理由についての公式な説明をはっきり確認することはできませんでしたが、一般的には、月あたりおよそ1000円というごく身近な市販薬の購入ペースを想定して設定された数字だと言われています。

1か月1000円という金額は、多くの家庭にとって決して非現実的な金額ではありません。

そう考えると、1万2000円という境目は、特別な家庭だけでなく、ごく普通の家庭でも十分に届く可能性がある数字だと言えそうです。この境目の金額を正しく計算するために、気をつけたい落とし穴もあります。

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この記事を書いた人

「知ってよかった。誰かに話したくなる。」を合言葉に、暮らし・歴史・言葉・お金・身体・食べ物など、身近だけど意外と知らない雑学を日々調査してお届けしているBest For Youの編集チームです。難しいテーマもわかりやすく、読み終わった後につい誰かに話したくなるような記事づくりを心がけています。