「知らずに損していた」という声も
インターネット上の体験談などでは、「確定申告のときに初めてこの制度を知り、去年までのレシートを取っていなかったことを悔やんだ」といった声が見られることがあります。
あくまで個人の体験談であり、すべての人に当てはまるわけではありませんが、制度を知っているかどうかで、使えるはずだった控除を逃してしまうケースがあることは想像に難くありません。
レシートは、集め始めたその年からしか使えないという点も、覚えておきたいポイントです。
医療費控除とセルフメディケーション税制、名前が紛らわしい理由
このふたつの制度、名前も内容も似ているため、混同してしまう人が多いのも無理はありません。正式には、セルフメディケーション税制は「医療費控除の特例」という位置づけになっているとされています。
つまり、まったく別々の制度というより、医療費控除という大きな枠組みの中に、市販薬専用の特別ルールとして用意されているのが、この制度だと考えるとイメージしやすいかもしれません。
名前が似ているのは、そもそもの成り立ちが関係していると言えそうです。ただし、レシートを集めるだけで手続きが終わるわけではありません。
