1円玉が、11年ぶりに大量生産されている
2026年度、1円玉が11年ぶりに量産されることになりました。前回の量産は2015年度です。2016年度から2025年度までは、コレクター向けのセットに入れる分しか作られていませんでした。
1円玉をまとめて作るには、造幣局で材料を用意し、機械を動かす必要があります。そのため、必要になってから慌てて作るのではなく、不足しそうな時期を見て、計画的に決められています。
2026年度の製造予定は、1億3200万枚です。財務省は、出回っている1円玉の数が横ばいになり、すり減った1円玉も増えてきたため、造幣局に量産を指示したと説明しています。
つまり、「ほとんど使われないはずの1円玉が、足りなくなってきた」のです。キャッシュレスが進んでも、1円玉は、思わぬところで必要とされています。一体、どこで使われているのでしょうか。
セルフレジが、1円玉を必要としている
増えている理由として、セルフレジの広がりもかかわっていると見られています。セルフレジは、お釣りを機械の中にためておく仕組みなので、通常のレジより、1円玉が多く必要になるそうです。
セルフレジの機械は、お客さんが自分で支払う仕組みです。そのため、店員さんが手で渡す場合よりも、お釣りの小銭が機械の中で動く回数が多くなる、という見方もあります。
お釣りを出すたびに、機械の中の小銭が減っていきます。そのため、あらかじめ多めに入れておかなければなりません。お店が増えれば増えるほど、1円玉の出番も増えていくわけです。
キャッシュレスが進んでも、小銭は意外なところで活躍しています。ところで、その1円玉は、小銭の中でいちばん軽い硬貨です。では、いちばん重いのは何でしょうか。重い順に並べると、思わぬ順位が見えてきます。
