銀行に小銭を持っていくと、手数料がかかる時代
かつては、たまった小銭を銀行に持っていけば、無料で口座に入れてもらえました。ところが今は、枚数が多いと手数料がかかる銀行が増えています。大手銀行は2019年ごろから順に有料化を進め、ゆうちょ銀行も2022年1月17日から料金を設けたと報じられています。
現在、ゆうちょ銀行の窓口では、2024年4月から100枚までは無料になっています。101枚から500枚までは550円です。
意外なのは、ATMで硬貨を預ける場合です。こちらは1枚目から料金がかかり、同じ100枚でも、窓口は無料、ATMだと330円です。貯金箱を開けるなら、窓口に行ったほうが得になる場合があります。手数料は銀行によって違うので、持っていく前に確認すると安心です。
お賽銭が、手数料で目減りしている
手数料にいちばん困っているのが、神社やお寺だといわれています。お賽銭は、ほとんどが小銭だからです。報道では、大量の小銭を銀行に持ちこむと手数料がかかり、お賽銭が目減りしてしまうという声が紹介されています。
そのため、スマートフォンでお賽銭を納められる仕組みを取り入れる神社も出てきました。五円玉の「ご縁がありますように」という気持ちと、現実のコストがぶつかっているのが、今の状況です。
小銭は、「持っているだけなら問題ないが、動かすとお金がかかるもの」になりつつあります。では、海外はどうなのでしょうか。ヨーロッパには、日本とはまったく違う数え方があります。種類は関係なく、全部まとめて、ある数字までと決められているのです。
