覚えておくと困らない4つの場面
実際の生活で役に立つ場面を、4つに絞って整理します。1つ目は、レジで小銭を出すときです。同じ額面は20枚までにしておけば、断られる心配はありません。
2つ目は、断られたときの対応です。腹を立てる必要はありません。法律で認められた対応なので、お札やカードに切り替えれば済む話です。
3つ目は、貯金箱をあけるときです。銀行に持ち込む前に、手数料の枚数の区切りを確認しておくと損をしません。4つ目は、期限のある支払いです。硬貨で払うつもりなら、事前に窓口へ確認しておくと安心です。
どれも、知っているかどうかだけの違いです。知っていれば、気まずい思いをせずにすみます。
この記事のまとめ
最後に、大事な点をおさらいします。日本では「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」の第7条により、硬貨は額面価格の20倍まで、つまり同じ額面につき20枚までが法貨として通用します。
数えるのは1回の支払いごと、額面ごとです。6種類を20枚ずつ組み合わせれば、1万3320円まで硬貨だけで払える計算になります。お札には、この制限がありません。
そして、21枚以上でも相手が受け取れば支払いは成立します。禁止ではなく、断る権利を認めた決まりだという点が、この法律のいちばんのポイントです。
キャッシュレスが進む一方で、1円玉が11年ぶりに量産されるなど、硬貨はまだまだ現役です。次に小銭を出すとき、20という数字をちょっと思い出してみてください。
