21枚以上でも受け取ってもらえる場面
20枚という上限は、あくまで「断ることができる」ラインです。ですから、相手が納得すれば、それ以上でも問題なく使えます。
典型的なのが銀行や郵便局です。硬貨を数える機械があるため、枚数が多くても対応してもらえます。ただし、枚数によっては手数料がかかる点は前に見たとおりです。
募金箱やお賽銭も、事実上は枚数の制限を気にせず使える場面です。また、硬貨計算機を置いているスーパーや、あらかじめ声をかけておいた個人商店でも、快く受け取ってもらえることがあります。
大事なのは、相手に選ばせる形をとることです。「多くて申し訳ないのですが」と一言添えるだけで、印象は大きく変わります。
レジで気持ちよく小銭を使うコツ
せっかくなので、実際に役立つ小技も紹介しておきます。まず、同じ額面をまとめて10枚ずつ重ねて出すと、店員さんが数えやすくなります。
次に、混雑している時間帯は避けることです。後ろに列ができていない時間なら、多少枚数が多くても対応してもらいやすくなります。
そして、端数をうまく使うことです。たとえば1050円の会計で1100円を出せば、お釣りが50円玉1枚になります。細かい小銭を減らしつつ、財布も軽くなる払い方です。
ここまで日本の決まりを見てきましたが、世界を見渡すと、上限の決め方は大きく分けていくつかの型に分かれます。次のページで、その型を整理してみましょう。
