もし低温障害を防ぎながら冷やせたら
ここまでの内容を踏まえると、理想は「低温障害を避けながら、必要なときだけ冷やす」というバランスだといえそうです。
具体的には、熟すまでは常温、食べ頃を迎えたら冷蔵、それも1本ずつ包んで冷気を直接当てない、といった工夫が組み合わさることで、リスクを抑えられると考えられます。
完璧に低温障害をゼロにすることは難しくても、進行を遅らせることは十分可能なようです。
保存に迷ったときに見るべき3つの合図
最後に、保存方法を判断するときに見ておきたい3つのポイントを整理しておきましょう。1つ目は皮の色、2つ目はシュガースポットの有無、3つ目はにおいや硬さです。
皮が青ければ常温、黄色くシュガースポットが出てきたら食べ頃、酸っぱいにおいや極端な柔らかさがあれば注意、という流れで見ていくと判断しやすいとされています。
この合図を意識すれば、今日からのバナナ保存はぐっと楽になりそうです。そして最後に待っているのは、冒頭で触れた「正しい保存法」の答えです。
