「眠っている人ほどうつりやすい」は本当に正しい?
「疲れて眠そうな人ほど、あくびがうつりやすいのでは」と思う方もいるかもしれません。
しかし、あくびの伝染は単純に「眠いかどうか」だけで決まるわけではないとされています。しっかり目が覚めている状態でも、人のあくびを見れば十分に伝染することが分かっています。
むしろ大切なのは、相手の存在をどれだけ意識して見ているか、という点だと考えられています。ぼんやり眠そうにしているかどうかより、注意がその人に向いているかどうかが関係しているのです。
「眠いからうつる」という思い込みは、少しずれているのかもしれません。
もし相手が「知らない人」だったら、あくびはうつるのか
家族や友人があくびをすると、ついつられてしまう。では、電車やお店で見かけた見知らぬ人のあくびでも、同じようにうつるのでしょうか。
実は、知らない人のあくびでも伝染すること自体は確認されています。ただし、その伝染のしやすさには、相手との関係性によって差があるとされています。
一般的には、見知らぬ人より、家族や親しい友人のあくびのほうが、よりうつりやすい傾向があると考えられています。近い関係の人ほど、無意識に注意が向きやすいからだと言われています。
この「親しさとあくびの関係」については、海外でも具体的な調査が行われています。
