なぜ人のあくびを見ると、自分もあくびが出るの?
人のあくびを見ただけで、自分もつい口が開いてしまう。この不思議な現象には、脳の働きが関係していると考えられています。
私たちの脳には、他人の動きを見ると、自分も同じ動きをしているかのように反応するしくみがあるとされています。これは「まねをする脳のはたらき」とも言われるものです。
このはたらきは、他人の気持ちを想像したり、共感したりする力とも関係が深いと考えられています。あくびがうつるのは、単なる反射ではなく、人と人との心のつながりに関わる現象なのかもしれません。
とはいえ、実はこの「共感との関係」については、研究者の間でもまだはっきりと結論が出ていない部分があります。
何割くらいの人にあくびはうつる?年代で見えてくる違い
「結局、何パーセントくらいの人にあくびはうつるの?」と気になっている方も多いはずです。
実はこの割合、調べる研究によって数字に幅があります。ある研究では30%程度、別の研究ではもっと高い割合という結果も出ており、一つの数字にきっちり決まっているわけではありません。
さらに興味深いのは、年齢によっても伝染しやすさが変わるとされている点です。一般的に、大人よりも小さな子どものほうが、あくびはうつりにくいと言われています。
小さな子どもたちの間では、何歳ごろからあくびがうつるようになるのでしょうか。その答えには、脳の発達との深い関わりが隠れています。
