「あくび」という言葉、実はどこから来たの?
普段何気なく使っている「あくび」という言葉ですが、その成り立ちをたどると面白い発見があります。
漢字では「欠伸」と書きます。「欠」は口を大きく開けること、「伸」は体を伸ばすことを表しているとされています。
あくびをするときに、思わず腕を上げて体をぐっと伸ばしたくなる感覚と重なりますね。あくびが口だけでなく、体全体に関わる動きだということが、この漢字からも伝わってきます。
言葉ひとつをとっても、あくびが単なる眠気のサインではないことが見えてきます。
海外でも古くから研究されてきた「伝染するあくび」
あくびが人から人へうつる現象は、海外でも長年研究の対象になってきました。
アメリカの研究者ロバート・プロヴァインさんは、あくびを「眠りから目覚め」「退屈から緊張」といった、体の状態が切り替わるタイミングと関係する現象として捉えました。
あくびの伝染が本格的に科学的に調べられるようになったのは、実はここ数十年のことだとされています。意外と歴史の浅いテーマなのです。
時代とともに研究方法も進化し、今では映像を見せる実験や、脳の働きを調べる方法まで登場しています。そもそも、なぜ人のあくびを見ると自分もあくびが出てしまうのでしょうか。その仕組みに迫っていきます。
