大事な場面で、あくびの伝染を抑えたいときのコツ
大切な会議や面接など、あくびをするのは避けたいという場面もあるでしょう。
あくびの伝染は、相手をじっと見ることで起こりやすくなると考えられているため、あくびをしている人から少し視線をそらすだけでも、伝染を抑えやすくなると言われています。
また、深呼吸をしたり、軽く体を動かしたりして、体の状態を切り替えることも、あくびを抑える助けになるとされています。あくびは体温や覚醒の状態と関わりが深いため、こうした工夫が意外と効果的なのです。
ここで出てきた「体温」というキーワード、実はあくびそのものの理由を考えるうえでも、重要な鍵になっています。
もし、あくびが「脳を冷やすため」だとしたら
あくびが出る理由について、研究者の間で注目されている考え方の一つに、「脳を冷やすためにあくびをしているのではないか」というものがあります。
この考え方では、脳の温度が上がりすぎたときに、あくびをすることで大きく口を開け、外の空気を取り込みながら、脳のまわりの血流を調整し、温度を下げているのではないかと説明されています。
もしこの考え方が正しいとすれば、あくびの伝染も、周りの人たちの脳の状態を無意識にそろえるようなはたらきを持っているのかもしれません。
この「脳を冷やす説」について、もう少し詳しい背景を見ていきましょう。
