あくびが止まらないとき、気をつけておきたいこと
ここまで「あくびは自然な現象」というお話を中心にしてきましたが、一つだけ注意しておきたい点があります。
あくびがあまりに頻繁に、しかも短い時間の間に何度も続くようであれば、それは単なる眠気や退屈ではなく、体調の変化のサインである可能性もあります。
特に、睡眠不足が続いているわけでもないのに、あくびが異常に多いと感じる場合は、無理に我慢したり放置したりせず、体を休めたり、気になる場合は医師に相談したりすることをおすすめします。
あくびは基本的には自然で健康的な現象ですが、その頻度には少しだけ気を配っておくとよさそうです。
ここまでの数字を整理すると見えてくること
ここまで、あくびの伝染についていくつかの研究を紹介してきました。一度、数字の面を整理してみましょう。
研究によって、あくびがうつる人の割合はおよそ30%から60%程度と、かなり幅のある結果が報告されています。
この幅が生まれる理由には、調査の方法や参加した人たちの年齢、実験の環境など、さまざまな要素が関わっていると考えられます。一つの実験だけで「これが正解」と決めつけるのが難しいテーマなのです。
それでも、いくつかの研究に共通して出てくる数字があります。それこそが、この記事のタイトルにもつながる核心の部分です。
