犬が飼い主のあくびに反応するという、日本の研究
日本の大学の研究者たちは、犬が飼い主のあくびを見たときに、どのような反応を示すのかを調べました。
その結果、犬は見知らぬ人よりも、日ごろから接している飼い主のあくびのほうに、より強く反応してあくびをする傾向があると報告されています。
これは、犬と飼い主の間にある関係の深さが、あくびの伝染にも影響していることを示す結果だと考えられています。人間どうしの「親しい相手ほどうつりやすい」という傾向と、どこか似ていますね。
動物の世界でのあくびの伝染は、まだまだ観察されている段階のものも多く、動物園などでの日常的な様子からも、多くの手がかりが得られています。
動物園でも見られる、あくびが連鎖する瞬間
動物園でチンパンジーやゴリラを観察していると、一頭があくびをしたのをきっかけに、近くにいる別の個体も次々とあくびをする様子が見られることがあります。
飼育員や研究者の間では、こうした場面は珍しいものではなく、群れの中での日常的な光景として知られています。
群れで生活する動物にとって、あくびの伝染は、仲間どうしの状態をそろえたり、緊張感を共有したりする役割を持っているのではないか、という見方もあります。
ここで一つ、あくびについて気をつけておきたい点にも触れておきましょう。あくびが止まらないとき、それは体からのサインかもしれません。
