Q. なぜ人は「自分はショートスリーパーだ」と思い込みやすいのか
これほど数が少ないにもかかわらず、なぜ多くの人が「自分はショートスリーパーだ」と考えてしまうのでしょうか。
A. 一つには、短時間睡眠でも仕事や勉強を回せている「今の状態」を、そのまま体質だと解釈してしまう傾向があると考えられます。
慢性的な寝不足の状態が続くと、眠気そのものに慣れてしまい、自分の不調に気づきにくくなるとも言われています。
「平気そうに見える」ことと、「本当に平気」なことは、必ずしも一致しないようです。
「偉人はみんなショートスリーパーだった」という伝説
ショートスリーパーというと、歴史上の偉人のエピソードを思い浮かべる人も多いかもしれません。
ナポレオンは3時間睡眠、マーガレット・サッチャー元英首相やドナルド・トランプ氏は4時間睡眠だった、としばしば紹介されています。
こうしたエピソードが、「成功者は睡眠時間が短いものだ」というイメージを後押ししてきた面もありそうです。
ただし、こうした伝説には、後のページで触れるような疑わしい点もいくつか指摘されています。
