なぜこれほど多くの人が「自称」してしまうのか
なぜ、これほど多くの人が体質だと思い込んでしまうのでしょうか。
一般的には、睡眠不足の状態に体が慣れてしまい、眠気や不調そのものを感じにくくなる「感覚のまひ」が関係していると考えられています。
加えて、短時間睡眠を「頑張っている証」として肯定的に捉える文化的な背景も、思い込みを後押ししている可能性があります。
体の状態と、本人の自覚とがずれてしまう。ここに、この勘違いが広まりやすい理由がありそうです。
他の「思い込み」の例
実はこうした自己評価と実態のズレは、睡眠以外の場面でも見られます。
「自分は集中力が高い方だ」「マルチタスクが得意だ」といった自己評価も、実際に測定してみると、思っているほどではなかったというケースがよくあると紹介されています。
慢性的な負荷がかかっている状態に、人は意外と気づきにくいものなのかもしれません。
睡眠時間の思い込みも、こうした自己評価のズレの一つの表れだと言えそうです。
