「ショートスリーパー」という言葉、いつから広まったのか
「ショートスリーパー」という呼び方自体は、英語の「short sleeper」をそのまま日本語にした表現です。
睡眠研究の分野では以前から使われていた言葉ですが、日本で一般に広く知られるようになったのは、著名な経営者やタレントが「自分は短時間睡眠だ」と公言する機会が増えた時期からだと考えられます。
メディアで取り上げられる際、体質としての正確な意味よりも、「忙しくても頑張っている人」というイメージが先行しやすい面もあったようです。
言葉のイメージと、体質としての実態にはズレがある、という点は覚えておきたいところです。
本物のショートスリーパーは「0.004%」という衝撃の数字
ここで、本物のショートスリーパーがどれくらい存在するのか、具体的な数字を見てみます。
竹内医師によると、ある研究結果では、体質としてのショートスリーパーは人口のわずか0.004%程度しかいないとされています。
先ほど紹介した「睡眠時間5時間以下の人が3.6〜4.3%程度いる」という数字と比べると、桁が大きく違うことが分かります。
この数字の差こそが、「自称ショートスリーパー」と「本物のショートスリーパー」の間にある、大きなギャップを表していると言えそうです。
