第16位は肉じゃが
16位は肉じゃがです。macaroniの投票では58票で、フルーツポンチや春雨サラダと並ぶ11位タイでした。じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、肉を甘辛く煮た、家庭料理の代表格です。しらたきが入っていたかどうかは、学校ごとに記憶が分かれる意外なポイントです。
給食の肉じゃがは、大人数向けに大量調理されることで、家庭とは違う味わいになります。大きな釜でじっくり煮込まれると、じゃがいもに味がしっかり染み込み、ほくほくというより、やわらかく崩れかけた食感になることが多くありました。
派手さはなくても、この「少し崩れたじゃがいも」を覚えている人は多く、大人になってから家で作っても、なぜか給食の味にならない、という不思議な体験をした人もいるでしょう。
普通の煮物が、給食を支えていた
肉じゃがのような普通の煮物は、甘いパンや麺料理のように「給食でしか食べない感じ」が弱いため、順位としては伸びにくい面があります。インパクトの強い料理に比べると、記憶に残りにくいのです。派手な人気者がいても、毎日のお腹を満たしていたのはこうした地味な料理でした。
ところが、毎週のように繰り返し登場することで、給食全体のリズムを作っていたのは、こうした煮物でした。肉じゃがが出ると、「ああ、今日は和食の日だな」と感じ、一週間の流れが自然に頭に入っていたという人もいます。
続く15位は、揚げ物や煮物の横に、そっと添えられていた副菜です。細くて透き通った麺のような具材が入っていて、酸味と甘さが絶妙なバランスでした。主役を引き立てることにかけては、右に出るものがありません。
