第18位はプリン
18位はプリンです。macaroniの投票では47票で、ちくわの磯部揚げなどと並ぶ17位タイでした。現在の給食ランキングでも、デザートの代表格として名前が挙がります。カップに入った、あのつるんとした舌ざわりを思い出す人も多いでしょう。
プリンが強く記憶に残るのは、毎日出るものではなかったからです。主菜のように毎週登場するわけではなく、行事や特別な日、あるいは学期の節目などに出ることが多く、「今日はプリンの日だ」とわかった瞬間の教室のざわめきまで、一緒に覚えている人がいます。
甘さの量や固さは学校や調理場ごとに違いましたが、どの給食のプリンにも共通していたのは「ご褒美感」でした。食事の最後に取っておくか、先に食べてしまうかで、その子の性格がわかった、という話もよく聞かれます。
人気メニューのはずが、なぜ18位なのか
デザートは、出た日にだけ特別な印象が残ります。これが順位を決めるうえで、プラスにもマイナスにも働きます。カレーのように何度も出る料理は、記憶が日常に溶け込んで薄まり、逆にデザートは、出た日の記憶だけがまとまって残るからです。
ただ、デザートは種類が多く、プリンのほかにも、フルーツゼリーやフルーツポンチ、ヨーグルトなどに票が分かれました。プリン単体では票が伸びにくい構造があり、これが18位という位置の背景にあります。
続く17位は、これと正反対の季節の一品です。寒い日の教室で、湯気とともに味噌の香りが立ちのぼりました。蓋を開けた瞬間に、教室全体の空気が変わる料理で、冬になると、あの香りを思い出す人が少なくありません。
