20個を並べて見えた、給食の3つの共通点
20個を並べてみると、人気の料理には3つの共通点が見えてきます。一つ目は「給食でしか出会えない」特別感です。揚げパン、ソフト麺、ミルメーク、冷凍みかんは、どれも家庭ではなかなか再現できず、だからこそ記憶に強く残りました。
二つ目は「手順や感覚とセットで記憶される」ことです。袋を開けてソースをかける、粉を牛乳に入れて混ぜる、凍った皮をむく。味だけでなく、動作や温度、匂いが、教室の風景とともに脳に刻まれていました。
三つ目は「出る日が限られている」ことです。毎日出る主食より、たまにしか出ないデザートや揚げ物のほうが、鮮明に覚えられていました。そして、世代によって主役が入れ替わる、という点も見逃せません。クジラの竜田揚げからからあげへ、ソフト麺から新しい麺へと、時代とともに給食は変わり続けています。
あなたの給食の1位は、どの料理でしたか
今回の順位は、複数の調査を見比べて決めたもので、あなたの学校の1位とは違っているかもしれません。むしろ、違っているほうが自然です。学校ごとに調理場が違い、地域ごとに食材が違い、同じ料理でも味が違ったからです。
ぜひ、家族や友人に「給食で一番好きだったのは何?」と聞いてみてください。同じ年代でも、答えが割れるはずです。親世代なら、ソフト麺やクジラの竜田揚げの話が飛び出すかもしれませんし、お子さんなら、からあげやパンの種類の話が出てくるかもしれません。
その会話こそが、給食という共通の体験が持つ、いちばん大きな価値です。あの頃の教室の匂いや、友だちの笑い声を思い出しながら、あなただけの給食ランキングを作ってみてはいかがでしょうか。
