第2位はカレーライス
2位はカレーライスです。2010年のマルハニチロ調査で4位、macaroniの投票では133票で3位に入っています。上位に必ず名前が出てくる「安定の強さ」が、この料理の最大の特徴です。
人気の理由は、ご飯との組み合わせが定着したこと、甘めで食べやすい味に仕上げられること、そして大鍋から配膳される香りが食欲を刺激することだとされています。1976年に米飯給食が制度上明確に位置づけられるまで、主食はコッペパンが中心でした。米飯の普及とともに、カレーとご飯の組み合わせが定着していきました。
地域の食材を取り入れやすく、多様な応用が可能な点も、長期的な人気を支えています。給食のカレーは、家庭のカレーよりも少しさらっとしていた、という思い出を持つ人も少なくありません。
1位を取っていないのに、なぜ2位なのか
カレーは、調査によって順位が変わる料理ですが、世代を問わず、どの調査でも上位に名前が出ます。クジラの竜田揚げのように世代で分かれることも、ソフト麺のように地域で消えていくこともありません。「一番好き」とは言い切らなくても、「嫌いではなかった」と答える人が最も多いのがカレーなのです。
つまり、カレーは「全員が知っていて、全員がおいしいと感じる」料理です。一番熱狂的に支持されるわけではなくても、一番多くの人に届く強さがあります。これが、安定の2位です。
では、カレーを抑えて1位になったのは何か。冒頭のクイズの答えです。1952年ごろ、東京の小学校で、風邪で休んだ子どものために、ひとりの調理師が思いついた工夫が、全国の給食の頂点に立ちました。
