第12位は焼きそば
12位は焼きそばです。macaroniの投票では54票で、豚汁と並ぶ14位タイでした。公開されている給食ランキングで、麺料理の定番としてたびたび名前が挙がります。ソースの香りは、ただでさえ食欲を刺激するものですが、給食ではそれが何倍にも増幅されました。
大きな釜で大量に炒めるため、調理場から教室へ運ばれてくる前から、独特のソースの匂いが廊下に漂っていた、という思い出が数多く聞かれます。「香りで分かる人気献立」として、焼きそばほど当てはまる料理はありません。
麺に具材とソースを絡める過程で、少し焦げた部分ができることもあり、その香ばしさを好んだ子も多くいました。大量調理ならではの味わいが、家庭の焼きそばとは違う魅力を生んでいたのです。
同じ「焼きそば」でも、人によって別の料理
焼きそばは、地域差の大きい料理でもあります。同じ地域でも、麺をどのように仕上げるかで印象が変わります。しっとりやわらかい麺を思い出す人もいれば、ソースがよく絡んだ少しパリッとした麺を思い出す人もいます。ソースの甘さや、キャベツの量、豚肉の切り方まで、各校の調理員さんの工夫が違いを生んでいました。
麺の種類が違えば、味も食感もまったく別物です。同窓会で「うちの焼きそばはこうだった」と話すと、微妙に噛み合わない、という笑い話もよく聞かれます。
続く11位は、焼きそばを挟んで食べた人もいるはずの、細長いパンです。ご飯が主食として制度に位置づけられる1976年まで、給食の主食の中心にいた存在で、毎日のように顔を出していました。
