第5位はからあげ
5位はからあげです。2026年のニフティキッズ調査では、4位にランクインしたと報じられています。昔の給食でも肉料理として存在感がありましたが、現在の子ども向け調査では、さらに上位に入ることがあります。給食のからあげは、下味にしょうがや醤油を効かせ、あっさりめに仕上げる調理場が多いようです。
外側の香ばしさと、中のやわらかさという分かりやすいおいしさがあり、好き嫌いが比較的分かれにくい料理です。冷めても味がしっかりしているので、配膳に時間がかかる給食でも、おいしさを保ちやすい面があります。
一人何個、と数が決まっていて、友だちの余った分をこっそりもらった、という思い出を持つ人もいるでしょう。小さな一個が、教室ではちょっとした宝物でした。
「新しい人気者」が、定番になるまで
からあげは、昭和中期から後期にかけて、鶏肉の提供が増えたことと並行して給食に登場し、「新しい人気者」から定番へと育っていきました。今では家庭でも人気が高く、学校給食でも強い存在感を持っています。親世代の給食表にはまだ少なかった料理が、いつの間にか全国の子どもの一番好きな料理になっていたのです。
つまり、からあげは「昔から懐かしい料理」ではなく、「今まさに世代をつないでいる料理」だと言えます。親世代と子ども世代が、同じ料理で盛り上がれるのは、このメニューの強みです。
さて、続く4位は、まさにその逆です。2010年の調査で2位に入ったのに、若い世代ではほとんど名前が挙がらなかった料理で、この記事の冒頭で触れた「世代の壁」の正体は、この一品にあります。
