グランドキャニオンで岩から岩へ飛び移った男性、足を踏み外して転落し死亡
2010年10月、米国アリゾナ州のグランドキャニオン南縁で、42歳のアンドリューさんが岩から岩へ飛び移っていました。景色を楽しむだけでも十分な場所で、わざわざ岩場を選んでジャンプを繰り返す。しかもグランドキャニオンは、足を一度踏み外せば「ちょっと転ぶ」では済まない場所です。
そして実際に足を踏み外しました。アンドリューさんは岩場から転落し、そのまま死亡しています。ダーウィン賞公式サイトは2010年の「Reckless Spending」として、この事故を真実確認済みの事例にしています。事故の原因は極めて単純で、危険な場所で岩から岩へ飛び移る行動を続け、その途中で足を踏み外したことでした。
なお、同じページには「小銭を拾って袋が重くなり、戻れなくなった」という別の話も登場します。ただし、そちらは公式サイトが未確認例としています。今回の20例として扱っているのは、あくまで確認済みのアンドリューさんの転落事故です。
「小銭で重くなった袋」の話は別の未確認例でした
「小銭の袋が重すぎて飛べなかった」という話は、内容だけを見ると非常に印象に残ります。実際、ダーウィン賞の2010年のページにも紹介されています。ただし、公式サイトはこの2000年の話について、目撃証言や報道資料による確認が取れていないとして、はっきり「未確認」としています。
一方、同じページで正式に「Confirmed True by Darwin」とされているのは、2010年のアンドリューの転落事故です。この二つを一つの事件として混ぜると、「受賞した男性が小銭袋を背負って転落した」という誤った説明になってしまいます。ダーウィン賞のような珍事件ほど、個々の情報を分けて確認することが大切です。
この違いは、ネットで広まる珍事件を読むときにも役立ちます。公式サイトに載っているだけで、すべてが同じ確度で確認されているとは限りません。「受賞」「候補」「未確認」といった扱いを分けて読むことで、面白さを保ったまま事実関係も追いやすくなります。
