LINEは文字だけでは気持ちが伝わりきらない
好きな相手からLINEが届くとうれしいものです。一方で、返事が短かったり遅かったりすると、「何か気に障ることを言ったのかな」と不安になることもあります。文字だけのやり取りでは、表情や声の調子までは伝わりません。軽い冗談が冷たく見えるなど、意図とは違う受け取られ方をすることがあります。
友人や恋人同士のメッセージを調べた研究では、文字での会話に誤解が生まれる理由として、表情などの手がかりがないこと、句読点や略語、別の作業をしながら返信することなどが挙げられました。参加者295人が、誤解だと感じた会話を示して分析した研究です。
これはLINEを使うと必ず誤解するという意味ではありません。大切なのは、文面だけで相手の気持ちを決めつけないことです。2018年に発表された研究でも、文字による会話ならではのすれ違いが報告されています。まずは、言葉の内容と相手への期待を分けて考えてみましょう。送る前に一度読み返すのも有効です。
5つの行動は「相手の負担」と「伝わり方」で考える
今回取り上げるのは、好きな相手と仲良くなりたいときについやってしまいがちなLINEの行動5つです。順位を決めるランキングではありません。相手に返事を急がせるか、会話の負担を大きくするか、気持ちを読み取るよう求めてしまうか、という観点から選びました。
同じ文章でも、関係の深さや普段のやり取りによって受け止め方は変わります。何通も気軽に送り合う二人もいれば、短い会話を心地よく感じる二人もいます。そのため、ここで紹介する行動を一度しただけで、必ず嫌われると考える必要はありません。気をつけたいのは、自分の不安を消すために、相手にすぐ反応するよう求めてしまうことです。
スマートフォンを開き、「今日は何してた?」と入力したあと、送る前にもうひとつ聞きたいことが浮かぶ。そんな身近な場面にも、見直せるポイントがあります。大切なのは、話題を増やすことより、相手が自分のペースで返せる余地を残すことです。送信前に一度立ち止まり、目的を確かめましょう。
