「なぜそんなことを…?」ダーウィン賞に選ばれた、愚かすぎる最期20選

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熱泉の温度を手で確かめようとした男性、足を滑らせて沸騰した酸性熱水へ落下し死亡

2016年6月、米国ワイオミング州のイエローストーン国立公園で、卒業旅行中だった23歳のコリン・スコットさんが、ポークチョップ・ガイザーの熱泉に近づきました。しかも立入禁止の遊歩道外へ出ています。ここまででも十分に無茶ですが、最後に「温度を確かめよう」として熱泉へ手を伸ばしました。

その瞬間に足を滑らせ、沸騰した酸性の熱水へ落下。致命的なやけどを負い、死亡しました。さらに翌日、救助隊が現場へ到着した際には遺体が残っておらず、財布とサンダルだけが発見されています。高温の酸性水と不安定な地面が組み合わさったため、救助や遺体回収も極めて困難な状態でした。

この事例の「なぜそこまで近づく?」感はかなり強烈です。本人は危険をまったく見ていなかったわけではなく、足元の危険を避けながら泉へ近づいていました。それでも「せっかくだから温度を確かめたい」と距離を詰めた。観光地で禁止されている場所には、見た目だけでは分からない危険が潜んでいます。

美しい自然ほど、危険が見えにくいことがあります

自然の危険は、工場や道路の危険とは違います。看板や柵が少ない場所でも、地形そのものが危険を含んでいることがあります。特に観光地では、写真で見る穏やかな景色と、実際の温度や地面の状態が一致しません。「触れそう」「入れそう」という見た目だけで判断しないことが大切です。

もちろん実際の事故には多くの条件が重なっています。ただ、ダーウィン賞で繰り返し登場するのは、「最後の一歩だけ止めれば避けられたかもしれない」という構図です。だからこそ、話を読んだ側は驚きながらも、自分ならどこで立ち止まるかを考えられます。

旅行中は「せっかく来たのだから、近くで見たい」という気持ちが強くなります。しかし観光地の規則は、写真映えを邪魔するためにあるのではありません。立入禁止や柵には、見えにくい危険を代わりに知らせる役割があります。

観光地の景色が穏やかに見えても、地面や水温まで穏やかとは限りません。

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この記事を書いた人

「知ってよかった。誰かに話したくなる。」を合言葉に、暮らし・歴史・言葉・お金・身体・食べ物など、身近だけど意外と知らない雑学を日々調査してお届けしているBest For Youの編集チームです。難しいテーマもわかりやすく、読み終わった後につい誰かに話したくなるような記事づくりを心がけています。