「なぜそんなことを…?」ダーウィン賞に選ばれた、愚かすぎる最期20選

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汚水槽で倒れた仲間を助けに6人が飛び込み、硫化水素で次々に倒れて計7人死亡

2014年7月、ポーランドの養豚場で、汚水をためた場所に7人が次々と入り、全員が死亡しました。最初の男性は、汚泥をくみ出す作業中に猛毒の硫化水素を吸い込み、意識を失って汚水槽へ落下しました。ここから悲劇が連鎖します。「助けなきゃ」と考えた6人が、次々に同じ槽へ入っていったのです。

ところが、倒れている人を助けるどころか、6人も同じガスを吸って次々に意識を失いました。そして汚水の中へ倒れ込み、死亡。最終的に7人が命を落とし、8人目は緊急救助によって助かりました。つまり最初の一人が倒れた瞬間、その場所は「救助に入る場所」ではなく、「専門の装備なしでは近づけない危険区域」になっていたわけです。

ここは20例の中でも特に「善意が裏返った」ケースです。最初の一人を助けようとして入った行動そのものが、二人目、三人目の被害を生みました。汚水槽の内部は外から危険が見えにくいため、「人が倒れているから助けに行く」という普通の反応が、そのまま致命的な判断になることがあります。

助けたい気持ちだけでは、危険な場所から人を救えません

救助の現場では、二次災害を防ぐことが大切だとされています。酸素が少ない場所や有毒ガスのある場所では、助けに入った人まで倒れることがあります。この話は笑い話として読むだけでなく、「助けたいなら、まず周囲へ知らせて専門の人を呼ぶ」という基本を思い出させる例でもあります。

もちろん実際の事故には多くの条件が重なっています。ただ、ダーウィン賞で繰り返し登場するのは、「最後の一歩だけ止めれば避けられたかもしれない」という構図です。だからこそ、話を読んだ側は驚きながらも、自分ならどこで立ち止まるかを考えられます。

救助の必要を感じたときほど、まず距離を取ることが重要です。119番などへ通報し、現場を安全に保ち、専門の救助隊へ引き継ぐことで二次被害を減らせます。助ける気持ちと、直接飛び込む行動は同じではありません。

救助では、助ける側が二人目の被害者にならないことも重要な条件です。

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この記事を書いた人

「知ってよかった。誰かに話したくなる。」を合言葉に、暮らし・歴史・言葉・お金・身体・食べ物など、身近だけど意外と知らない雑学を日々調査してお届けしているBest For Youの編集チームです。難しいテーマもわかりやすく、読み終わった後につい誰かに話したくなるような記事づくりを心がけています。