心配ないびきかどうか、見分けるポイント
いびきが心配なものかどうか、見分けるポイントがいくつかあります。まず注目したいのは「いびきが急に止まり、しばらくして大きな音とともに再開する」というパターンです。
これは呼吸が一時的に止まっている可能性を示すサインです。また、朝起きたときに頭が重い、日中に強い眠気を感じる、夜中に何度もトイレに起きる、といった症状が重なっている場合も注意が必要です。
一つひとつは小さな体調の変化に見えても、組み合わさることで大事なサインになることがあります。家族と一緒に寝ている方は、こうした様子を教えてもらうことも大切です。
そもそも、なぜいびきの音は出るのか
「そもそも、なぜいびきの音が出るのでしょうか」という疑問を持つ方も多いはずです。答えはシンプルで、空気の通り道(気道)が狭くなることが原因です。
眠っているあいだは、喉のまわりの筋肉の力が緩みます。起きているときより気道が狭くなり、そこを空気が通るときに喉の壁が振動して音が出ます。これがいびきの正体です。
狭くなる程度が大きいほど、音も大きくなりやすいと言われています。そして、狭くなりすぎて空気の通り道が完全にふさがってしまうと、呼吸そのものが止まってしまいます。次のページでは、この「呼吸が止まる」ことが実際の事故につながった、ある出来事を紹介します。
