何年も気づかないままだったら、どうなるのか
もし、この病気に気づかないまま何年も放置してしまったら、どうなるのでしょうか。これまで紹介してきた高血圧や心血管疾患のリスクに加えて、日中の強い眠気による集中力の低下が、仕事や日常生活に長期的な影響を及ぼす可能性も指摘されています。
また、質の良い睡眠が取れない状態が続くことで、気分の落ち込みなど、心の面への影響を指摘する声もあります。
年齢を重ねるとともに、症状がゆっくりと進行していくケースもあるとされ、早い段階で気づけるかどうかが、その後の体への負担の大きさを左右すると考えられています。
世界では9億人以上がこの病気の可能性という推計も
この病気は、日本だけの問題ではありません。2019年に発表された海外の研究では、世界全体で9億3600万人がこの病気の可能性があると推計されています。
国や地域によって推計の方法は異なりますが、世界共通で見過ごされやすい病気だという指摘は共通しています。
生活習慣や体型の違いによって、なりやすさの傾向には差があるとされていますが、「気づかれにくい」という点では、世界中どこでも同じ課題を抱えているようです。次のページでは、身近なセルフチェックの方法について紹介します。
