まとめ:寝つきの良さは「ゴール」ではない
ここまで見てきたように、寝酒は「寝つき」を良くする一方で、眠りの後半を浅くし、睡眠全体の質を下げてしまう傾向があります。寝つきの良さは、あくまで眠りの入り口にすぎず、それだけで「よく眠れた」と判断するのは早いということです。
厚生労働省の指針でも示されているとおり、就寝前の飲酒は、睡眠の質という観点からは控えたほうが良い習慣とされています。長年の習慣だからこそ、当たり前だと思わずに、一度立ち止まって見直してみる価値がありそうです。
今日からできる、質のいい睡眠への第一歩
いきなり寝酒を完全にやめるのが難しくても、まずは「就寝直前の一杯を控える」「量を今より少し減らしてみる」といった、小さな見直しから始めてみるのも一つの方法です。
あわせて、就寝前のリラックス習慣や、生活リズムを整えることを意識すると、寝酒に頼らなくても眠りやすい体づくりにつながっていきます。
「眠れないから、とりあえず一杯」という選択をする前に、今日紹介した眠りの仕組みを、少し思い出してみてください。それだけで、明日からの眠りとの付き合い方が、少し変わるかもしれません。
