日本人はお酒に弱い人が多いという事実
アルコールを分解する力には、生まれ持った体質による違いがあることが知られています。とくに日本を含む東アジアの人々には、アルコールの分解過程でできる物質を、うまく処理できない体質の人が、欧米に比べて多いとされています。
いわゆる「お酒に弱い」タイプの人は、少量のアルコールでも体への負担が大きくなりやすいと考えられます。飲んだときに顔がすぐ赤くなる人は、この体質に当てはまる可能性があると言われています。
寝酒による睡眠への影響も、こうした体質の違いによって、感じ方に差が出ることは十分に考えられます。
体質によって影響の出方が変わる
お酒に弱い体質の人は、分解に時間がかかる分、アルコールが体内にとどまる時間も長くなりがちです。そのため、眠りの後半にまで影響が及びやすく、寝酒による睡眠の乱れを、より強く感じる可能性があります。
反対に、お酒に強いとされる体質の人でも、分解の速さと睡眠への影響は、必ずしも一致するわけではありません。「強いから大丈夫」とは言い切れない部分がある、という点は覚えておきたいところです。
体質だけでなく、飲むタイミングによっても、体への影響は変わってきます。次のページでは、量よりもタイミングが大事だと言われる理由を見ていきます。
