寝酒を続けると、量が増えていく理由
寝酒を続けていると、「前と同じ量では、なんとなく寝つきにくい」と感じるようになることがあります。これは、体がアルコールに慣れていく「耐性」と呼ばれる現象が関係していると考えられています。
耐性がつくと、同じ効果を得るためには、少しずつ量を増やさなければならなくなります。最初は缶チューハイ1本だったものが、いつの間にか2本、3本と増えていく、というのはよくあるパターンです。
気をつけたいのは、量が増えるほど、これまで見てきたような「眠りの後半が乱れる」影響も、大きくなりやすいという点です。
「昨日の量では効かなくなる」体の仕組み
体には、繰り返し取り込まれる物質に対して、少しずつ反応を弱めていく性質があります。アルコールも例外ではなく、同じ量を飲み続けていると、脳への鎮静作用が徐々に感じにくくなっていくとされています。
この「効きにくくなる」感覚から量を増やしてしまうと、悪循環に陥りやすくなります。眠るための一杯のはずが、いつの間にか、やめられない習慣に変わってしまうこともあるのです。
実は、量が増えることで表れる影響は、眠りの質だけにとどまりません。次のページでは、いびきや呼吸との、意外な関係を見ていきます。
