いびきや呼吸の乱れとの関係
お酒を飲んだ夜は、普段よりいびきがひどくなった、という経験がある人もいるのではないでしょうか。これは、アルコールによってのどの周りの筋肉がゆるみやすくなるためだと考えられています。
のどの筋肉がゆるむと、空気の通り道が狭くなり、いびきが大きくなったり、一時的に呼吸が浅くなったりしやすくなります。これも、眠りの質を下げる要因の一つとして指摘されています。
もともといびきをかきやすい人にとっては、寝酒がその状態をさらに悪化させてしまう可能性もある、という点は覚えておきたいところです。
寝酒が招くもう一つのリスク
呼吸が浅くなったり、一時的に止まったりすることを繰り返す状態は、睡眠時無呼吸と呼ばれる状態と関わりが深いことが知られています。寝酒がこうした状態を悪化させる可能性がある、という点は、医療機関でもたびたび注意喚起されています。
本人は眠っているつもりでも、体の中では呼吸が乱れ、脳や体が十分に休めていない、というケースも考えられます。いびきが気になる人ほど、寝酒には慎重になったほうが良いと言えるでしょう。
では、こうした点を踏まえて、実際に医療の現場では寝酒についてどう伝えられているのでしょうか。次のページで確認していきます。
