郵便マーク〒は、実は「T」だった?11日間だけ存在した”幻の記号”の正体

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なぜ郵便マークが必要になったのか?

「そもそも、なぜ新しいマークを作る必要があったのでしょうか」。この疑問を持つ方も多いと思います。答えのヒントは、横浜港での出来事にあるとされています。

当時、外国船が横浜港に入ると、郵便物を受け取りに行く船が出ていました。その船には、赤い丸に横棒を重ねたマークが描かれていたそうです。

ある時、そのマークを見た外国人が、担当者に「これは何を表しているのか」と尋ねたと伝えられています。担当者はうまく答えられず、困ってしまったというエピソードが残っています。

この出来事がきっかけとなり、誰にでも意味が伝わる、分かりやすいマークを作ろうという話が持ち上がったとされています。

外国船とのやり取りで生まれた困りごと

先ほどのエピソードをもう少し詳しく見ていきます。外国人に問われて答えに困った担当者は、上司にあたる人物に相談したと伝えられています。

この上司が、逓信省で会計を担当していた山内堤雲(やまのうちていうん)という人物だったとされています。山内は「分かりやすい旗印を考えてほしい」と、部下にあたる人物へ依頼したと言われています。

この一言が、〒マーク誕生への大きな一歩になりました。役所の中で交わされた何気ないやり取りが、今も私たちの生活に残るマークにつながっていると考えると、少し不思議な気持ちになりますね。

次のページでは、実際に依頼を受けたのがどんな人物だったのかを紹介します。

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この記事を書いた人

「知ってよかった。誰かに話したくなる。」を合言葉に、暮らし・歴史・言葉・お金・身体・食べ物など、身近だけど意外と知らない雑学を日々調査してお届けしているBest For Youの編集チームです。難しいテーマもわかりやすく、読み終わった後につい誰かに話したくなるような記事づくりを心がけています。