郵便マーク〒は、実は「T」だった?11日間だけ存在した”幻の記号”の正体

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「逓信省」という名前の由来

〒マークの誕生を知るには、まず「逓信省」という組織について知っておく必要があります。逓信省は、明治18年、1885年に発足した国の役所です。

郵便だけでなく、電信や電話、船に関する仕事もまとめて担当していました。この「逓信」という言葉、実はあまり聞き慣れない方も多いと思います。

逓信は「順番に受け継いで、知らせを届ける」という意味の言葉だとされています。宿場から宿場へ荷物を運ぶ「駅逓」という言葉と、「電信」という言葉、それぞれから一文字ずつ取って作られた新しい言葉だと言われています。

今の総務省や日本郵政、NTTのルーツにあたる組織と考えると、イメージしやすいかもしれません。

郵便事業開始と逓信省発足、14年の隔たり

ここで年表を整理してみます。日本で郵便の仕組みが始まったのは明治4年、1871年です。一方、逓信省が発足したのは明治18年、1885年でした。

この間には、実に14年という時間の隔たりがあります。つまり、郵便の仕事は逓信省ができるよりずっと前から、別の役所の下で続けられていたということになります。

郵便を始めた当初からマークを担当する専門の役所があったわけではなく、少しずつ体制が整えられていった様子がうかがえます。

この14年の間に、日本の郵便はどのように広まっていったのでしょうか。次のページでは、郵便制度そのものを作った人物について紹介していきます。

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この記事を書いた人

「知ってよかった。誰かに話したくなる。」を合言葉に、暮らし・歴史・言葉・お金・身体・食べ物など、身近だけど意外と知らない雑学を日々調査してお届けしているBest For Youの編集チームです。難しいテーマもわかりやすく、読み終わった後につい誰かに話したくなるような記事づくりを心がけています。