なぜ子猫はゴロゴロを鳴らすの?
「なぜ生まれたばかりの子猫がゴロゴロを鳴らすの?」という疑問を持つ方は多いはずです。答えは、母猫と自分をつなぐための合図だと考えられているからです。
子猫はまだ目が開かず、耳もよく聞こえない状態でお乳を飲みます。そんなとき、ゴロゴロという振動を出すことで「ここにいるよ」「お乳をちょうだい」と母猫に伝えていると考えられているのです。
面白いことに、母猫がゴロゴロという振動を感じ取ることで、お乳が出やすくなるとも言われています。ゴロゴロは、子猫と母猫、双方にとって意味のあるやり取りになっている可能性があるのです。
この子猫時代のゴロゴロが、成長したあとも形を変えて残り続けると考えられています。
獣医師の間で広く語られる「生存戦略」という見方
動物看護や獣医療に関わる専門家の間では、子猫のゴロゴロは一種の生存戦略だという見方が広く語られています。あくまで一般的な見解として紹介されているものですが、参考になる考え方です。
野生の環境では、子猫が大きな声で鳴いてしまうと、天敵に居場所を知らせてしまう危険があります。その点、ゴロゴロという低く小さな振動音であれば、母猫のすぐそばにいる状態でしか気づかれにくく、安全に気持ちを伝えられるというわけです。
このように考えると、ゴロゴロという音は、単なる感情表現というより、猫という動物が生き延びるために身につけてきた合図だといえそうです。
大人になってからのゴロゴロには、また少し違った意味合いが加わってくるようです。
