猫がゴロゴロ鳴く=嬉しい?実は獣医も注意する「ある場面」がある

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もしゴロゴロに一つの意味しかなかったら

ここでもう一度、想像してみましょう。もしゴロゴロという音が「うれしいとき」だけに限定された音だったとしたら、どうなっていたでしょうか。

おそらく、獣医師や研究者たちが診察台の上のゴロゴロを気にすることもなく、痛みのサインを見逃すきっかけにもならなかったでしょう。逆にいえば、ゴロゴロがいろいろな場面で使われているからこそ、飼い主にとって「注意して見るべき音」になっているとも言えます。

ゴロゴロという一つの音の中に、うれしさも、不安も、痛みも詰め込まれている。そう考えると、猫がいかに限られた表現方法を工夫して使いこなしているかが分かります。

音だけでなく、猫の全身をあわせて見ることの大切さは、ここまで何度も触れてきた通りです。

体全体のサインをあわせて見ることの大切さ

これまで紹介してきたように、猫の気持ちを知るためには、ゴロゴロという音だけでなく、しっぽ、耳、瞳孔、体の姿勢など、いくつものサインをあわせて見ることが欠かせません。

たとえば、なでられながらゴロゴロ鳴らしていても、体をこわばらせていたり、しっぽの先だけを小刻みに動かしていたりする場合は、実はそろそろ触られるのをやめてほしいサインかもしれません。

反対に、静かにゴロゴロと鳴らしながら体をゆったりと預けてきているときは、心から安心している状態だと考えられます。

ゴロゴロという一つの音だけで判断せず、全身の様子とあわせて見る。これが、猫の気持ちに近づくための一番のポイントだといえそうです。それでは次のページで、これまでの内容をふまえて、答えをまとめてお伝えします。

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この記事を書いた人

「知ってよかった。誰かに話したくなる。」を合言葉に、暮らし・歴史・言葉・お金・身体・食べ物など、身近だけど意外と知らない雑学を日々調査してお届けしているBest For Youの編集チームです。難しいテーマもわかりやすく、読み終わった後につい誰かに話したくなるような記事づくりを心がけています。