海外では車内の暑さ対策はどう扱われているのか
車内の高温による事故は、日本だけの問題ではありません。夏の気温が高くなるアメリカなどでも、車内に取り残された子どもやペットが熱中症で命を落とす事故が、たびたび報道されています。
こうした背景もあり、アメリカの一部の州では、子どもを車内に放置する行為そのものを法律で禁止し、罰則を設けているところもあるとされています。国や地域によって、車内放置に対する法整備の進み方には違いがあるようです。
日本でも、こうした事故を防ぐための呼びかけや対策が、行政や自動車関連団体を中心に進められています。
気温によって車内温度の上がり方はどう変わるのか
車内温度の上がり方は、その日の気温によっても変わってきます。当然ながら、気温が高い日ほど、車内温度の上昇スピードは速くなる傾向があります。
真夏の気温35℃前後の環境では、先ほど紹介したように、短時間で危険な水準まで温度が上がってしまいます。一方で、気温がそこまで高くない春先や初夏であっても、直射日光が強い日には、車内が短時間で高温になることが報告されています。
「今日はそれほど暑くないから」と油断せず、季節を問わず車内の温度には気を配りたいところです。次のページでは、「もし対策をせずに乗り込んだら」という視点から、話を掘り下げてみます。
