世界の血液型分布、O型が多い地域も
現在、世界的に見るとO型の割合が高い地域は少なくありません。特に南米などでは、O型の人がとても多いとされています。
一方、日本をふくむ東アジアでは、A型・B型・O型の割合が比較的近いことが知られています。地域によって、これほど分布に差があるのは興味深いところです。
O型は世界的に見ても多数派になりやすい血液型ですが、だからといって特別な性質を持つわけではありません。この点には少し注意が必要です。
O型は「なんでも輸血できる」わけではない
O型の血液は、昔から「どの血液型にも輸血できる」と言われることがあります。理論上は、そう説明されることが多いようです。
ただし現在では、輸血の前に必ず詳しい検査を行うのが基本です。血液型にはABO式以外にも種類があるため、単純にO型なら安全というわけではありません。
こうした慎重な検査が当たり前になったのも、過去にさまざまな事故があったからこそです。実際に、どんな事故があったのでしょうか。
