もし「見間違い説」がなかったら
もし活字の見間違いが起きていなかったら、私たちは今でも「0(ゼロ)型」と呼んでいたかもしれません。数字の血液型というのも、なんだか不思議な響きです。
あるいは、ドイツ語の「ohne」が本当に由来だとすれば、まったく違う表記になっていた可能性もあります。
名前ひとつをとっても、歴史の偶然がいくつも重なっていることが分かります。実は、こうした「名前が変わった医学用語」は、血液型以外にもあるようです。
他にも名前が変わった医学用語がある
医学の世界では、血液型以外にも、発見当初と今とで呼び方が変わった言葉がいくつもあるとされています。
新しい発見が重なるたびに、より分かりやすい呼び方に整理されていくのは、医学の歴史ではよくあることのようです。血液型の名前の変化も、その一例といえます。
では、こうした表記の統一は、海外でもきちんと進んでいたのでしょうか。もう少し海外の状況にも目を向けてみましょう。
