ついに判明、消えた「C」の正体
ここまで見てきた内容をまとめましょう。現在のO型は、もともと「C型」と呼ばれていた血液型のことです。
1900年ごろの発見当初、A型・B型と並んで「C型」という名前がつけられていました。A・Bどちらの目印も持たないグループとして分類されたのが、このC型でした。
その後、A・Bどちらの目印も持たないことから「0(ゼロ)型」とも呼ばれるようになり、活字の見間違いやドイツ語由来などの説を経て、やがて「O型」という表記が定着していったのです。
つまり、「C」が跡形もなく消えたのではなく、「C」という名前が「O」という名前に置きかわった、というのが今回の答えになります。
現在の「O」という表記が定着した時期
世界的に「A・B・O・AB」という表記が正式に統一されたのは、発見から20年以上たった1920年代とされています。
それまでの間、C型・0型・O型といった複数の呼び方が入り混じっていた時期があったと考えられます。名前が定まるまでには、思っていた以上に長い時間がかかっていたのです。
答えが分かったところで、この話にはまだ続きがあります。名前が変わったことで生まれた、他の意外なエピソードも見ていきましょう。
